弁護士に相談する前に知るべき任意整理のメリット・デメリット

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弁護士に相談する前に知るべき任意整理のメリット・デメリット

任意整理のメリット

将来利息カットで返済負担が軽減される

債権者との交渉で返済計画を見直し完済を目指すのが任意整理です。見直すポイントの中でも債務者の大きなメリットとなるのが「将来利息のカット」です。将来利息とは現在の借金額を継続した場合に将来加算される利息のことで、借金残額が高額なほど負担も大きくなります。

任意整理交渉では返済計画を見直すと同時に加算される予定の将来利息をカットすることで無理のない完済を目指します。将来利息のカットは貸付金から得られるはずの利益を放棄するのと同じことなので、債権者にとって望ましいことではありません。

それなのになぜ将来利息のカットに応じてもらえるのかというと、自己破産など債権者にとってよりデメリットが大きい債務整理による借金問題解決を防ぐためです。もし債務者が自己破産してしまうと借金は全額免責され返済義務が消滅するため、貸付金が全額回収不能になります。

債権者は他の債務整理法で大きな損をするよりはマシ、と判断するため損が発生する将来利息のカットに応じるのです。将来利息のカットはあくまでもこれ以上借金が膨らむのを防ぐための措置であり、借金そのものが減額されるわけではありません。

任意整理では基本的に手続き時点で残っていた債務の完済を前提に返済計画が組まれるので、将来利息がカットされたからといって安心は禁物です。

期限を見直して返済遅れを防ぐ

借金は期日までに決められた金額を返済しないと金融事故扱いになってしまいます。債務に苦しむ人は毎月の返済に追われる生活で精神的に追い詰められてしまいますが、任意整理では返済期限を見直しスケジュールそのものを再設定することである程度余裕を持って返済できる計画が組まれます。

任意整理によって見直される分割返済の期限は原則として3年ですが、事情によっては最長で6年までの分割払いに応じてもらえる可能性があります。返済期限をのばすことで毎月の返済負担は軽減され、生活に影響をあたえることなく無理なく返済できるプランが組めます。無理な返済で生活が破たんしたり、返済遅れで金融事故を起こすリスクは大きく下がります。

成立する見込みが事前にある程度わかる

弁護士に借金の悩みを相談して実際に債務整理をする人のうち、9割以上の人が任意整理によって借金問題を解決しています。これは任意整理が成立する可能性が高いためで、過去の事案と照らし合わせることで借金額と内容だけである程度の成立見込みも分かります。

借金問題を専門に手がける弁護士に悩みを相談すれば、任意整理で返済負担が軽くなるのかはすぐに分かります。無料相談で話を聞いてもらい見込があるようならなるべく早く任意整理の代行を依頼しましょう。

任意整理のデメリット

ブラックリスト入りは避けられない

任意整理をすると信用情報機関の事故情報、いわゆるブラックリストに個人情報が掲載されてしまいます。ブラックリストの情報は各金融機関で掲載されていて、任意整理から少なくとも5年間は新たな借り入れやクレジットカードの新規作成など金融上の信用が求められるサービスや手続きが利用不可能になります。

ただし、すでに借金がかさんで生活に影響が出始めている状況にある人は新たな借り入れもクレジットカードの作成もまず不可能なので、苦しい状況にある人ほどブラックリストの影響は気になりません。5年経過すればブラックリストから情報が消え、再び借り入れやカード作成が可能になります。

弁護士費用がかかる

任意整理を弁護士に依頼するには費用がかかります。費用は借入先1件につき3〜8万円で、着手金と必要経費を含めると15〜30万円程度が相場です。

借金返済に苦しむ状況で弁護士費用は小さくない負担ですが、軽減できる返済負担を考えれば決して高くはありません。借金額が130万円以下であれば相場が安めな認定司法書士にも依頼できます。自分で手続きする手間と時間を考えれば、専門家に全てを任せられる費用としては安いくらいです。

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