文章力が鍵?自己破産手続きで必要になる陳述書とは

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文章力が鍵?自己破産手続きで必要になる陳述書とは

自己破産における陳述書について

陳述書とは

陳述書とは民事訴訟において原告の言い分や訴訟に至るまでの経緯を記載したもので、裁判では証拠の一つとして重要なものとなります。全ての裁判で必ずしも必要になるものではありませんが、債務整理における自己破産では提出が必要なものです。

陳述書は複数の項目があり裁判の種類によって項目が異なります。ただ、ある程度共通する項目があるのですがこれが経緯を説明する項目で、ここには対象の事件についての自身から見た債務整理に至った経緯を時系列に沿って記載します。

この項目は人によって多くの文章を書くスペースが必要になりますので別途書式を用意して複数枚作成することができます。必要な多くの書類の作成は基本的に弁護士にお願いすることになりますが、自身で作成することもできます。

しかし、他にも状況を説明する書類を用意するのですが、書類毎に表現が変わったりして整合性がとれなくては裁判で不利となる可能性もありますので作成が完了したら弁護士にチェックしてもらうといいでしょう。

陳述書のメリット

陳述書のメリットは予め時間をかけて作成することができる点にあります。裁判では必要なことしか話をしませんので言いたいことを言えずに終わることもあります。その点、陳述書は自由に話を書くことができますので裁判で免責を得るために必要なこともちゃんと伝えることができます。

また、借金の種類によってはそのままでは免責を受けることが難しい場合もありますので、この陳述書で借金に至る経緯を説明することで、自己破産の必要性を訴えることが可能です。

陳述書のデメリット

陳述書は事情を時系列で伝えるものですがこのような書類を作成したことがない場合は作成することが難しく悩みとなるかもしれません。また、文章の作成に慣れていない場合は内容の整合性が取れない可能性があり、裁判ではこの陳述書以外にも多くの書類を提出することになります。

もしその内容と陳述書で話す内容に異なる点があれば裁判では不利となる可能性があります。そのため、自分の言葉で書く必要はありますが他の書類との整合性もチェックし話を整理した上で作成しなければいけないため慣れていないと難しい作業です。

もし自身で作成するのが難しくてもまずは書けるだけの内容を箇条書きでメモをし、弁護士と書き方など相談しながら進めていってもいいでしょう。

陳述書の書き方での注意点

嘘はリスクしかない

自己破産における陳述書では借金ごとにいつどのような理由で借りたのかを記載していくことになります。その場合、自身で借金の理由が仕方ないと理解しているものに関してはあったことを書くだけですのでそのまま抵抗なくあったことを書けばいいのですが借金の理由がギャンブルや交際費の場合は書きにくい人もいるでしょう。

しかし、免責を受けるために嘘を書いてしまってはいけません。裁判では他の書類にも経緯や理由は記載しますのでその全てと少しでも内容が異なれば追求されますし、そもそも弁護士と話を進めていく過程でばれる可能性が高く、その場合依頼自体を拒否されかねません。

一つ嘘があると他も嘘と取られる可能性もありますので嘘はリスクと言えます。また、もしこれで免責を受けることができても楽に免責が受けることができてはまた借金を重ねてしまいかねません。

自身のその後の生活のためにも陳述書では正直に書く必要がありますが、正直に書いたら通らないかもしれないと悩みになってしまうぐらいなら債務整理のために弁護士にまずは相談という形で伝えてもいいでしょう。

書式は決まっていない

陳述書における事情を説明する項目は書き方の書式は決まっていません。そのため箇条書きで書いてもいいですし文章形式で書いても問題ありません。箇条書きは書きやすく、また分かりやすい一方内容が淡白になりやすいです。

ただ、内容は伝わりやすいですが訴えるという点では難しいかもしれません。その点、文章は一部始終を流れで説明できますのでこちらのほうが説得力があるでしょう。

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